健康であり続けるための健康習慣

将来の健康を考える

ふと最近気付いたことがあります。
人間て大人になるにつれ、わざわざ健康によくないことをするようになっているのです。

タバコやお酒、夜更かしだとか、子供の頃にはしていなかったことを大人になったらわざわざやっているのです。
きっと将来の健康に響いてくるだろうということも実は気付いていながら、長い年月で染み付いた生活習慣はなかなか変えられません。

きっと子供の頃って親が子供の健康を管理してくれているから、何も気にしなくても健康でいられたのだろうなと思います。
大人になると誰にも管理されなくて、ついついいろんなことに手を出してみたくなってしまうこともわかります。

そんな時に出会ったのが「ブレスローの7つの健康習慣」でした。
なんだかんだ言っていても結局のところ、いつまでも健康でいられたらと考えるので、この健康習慣について詳しく調べてみました。

ブレスローの7つの健康習慣

アメリカ・カリフォルニア大学のブレスロー教授が、生活習慣と身体的健康度の関係を調査した結果に基づいて提唱されたものです。
それがこちらの7つです。

1.喫煙をしない
2.定期的に運動をする
3.飲酒は適量を守るか、しない
4.1日7~8時間の睡眠を取る
5.適正体重を維持する
6.朝食を食べる
7.間食をしない

そしてこの7つの健康習慣の実践の有無によって、その後の寿命にも関わってくるとのことです。
たとえば45歳の男性が6~7つ実践したらあと約33年生きられるけど、0もしくは3以下の実践ならあと約22年しか生きられないという具合になっています。

この寿命の差は驚きです。
たった7つのことでここまで将来が変わってくることにも、また驚かされます。

ブレスローの7つの健康習慣を実践しよう

ブレスローの健康習慣は全て、特別なものではありません。
やろうという気持ちさえあれば、すぐにでも実践できることばかりです。

生活の全てをいきなり変えるとなると大変なことですし、ストレスも溜まって逆に体に悪くなってしまいます。
ですので難しく感じるならば、できそうなものから取り入れてみるということでいいと思います。

健康寿命を伸ばすということ

「長生きをしたいか?」という問いに、答えは人それぞれ違ってきます。
しかし「健康でいたいか?」という問いに対してはどうでしょうか。
長い期間、体の不調に苦しみたい人なんていないはずです。

「寿命を伸ばす」という大きな目標の前に「健康寿命を伸ばす」という目標を置くと、なんとなくポジティブな気持ちになってきます。
そのために生活習慣を見直すことは、とても有意義なことではないでしょうか。

薬剤師は人々の健康をサポートしていく存在です。
その立場からしても、健康であり続けたいと強く思います。