自分がお年寄りになったときのための住環境

今私は独身ですが、もう40になるので老後のことを考えなければなりません。
これからも実家に住み続ける選択肢もありますが、兄が後継ぎとなってこの家に住む可能性のほうが高いでしょう。
兄家族と一緒に住むのはさすがに申し訳ないし、肩身が狭い…。結婚できればまた話が変わってきますが、もしこの状態が続いているなら住宅環境を考えて動かないといけないですね。

マンション・一戸建てを購入するメリット・デメリット

マンションもしくは一戸建てを購入するメリットは、その家が自分のモノになることです。
これからの老後に備え、バリアフリーが行き届いた環境や自分好みのデザインにリフォームできるのもメリットの一つ。ずっとその家に住み続けられるのも大きな魅力です。自分の家があるため余裕が持てますね。

ただし、家を購入するには初期費用や頭金の資金が必要になります。賃貸のように家賃が毎月出ていくわけではありませんが、固定資産税の支払いが必要です。今の私の貯金では一括で支払える余裕はないので、住宅ローンを組むなら早いことに越したことはありません。

賃貸に住むメリット・デメリット

賃貸に住むメリットは、気軽に引っ越しができることです。もしその環境が気に入らなかった場合や、仕事やライフスタイルに応じて住居を変えられます。
また、高齢者住宅や老人ホームの利用を前向きに検討できるでしょう。マンションや一戸建てを購入したとしても、年齢を重ねると一人暮らしに不安を感じるかもしれません。そんなとき簡単に家を手放せないものです。ですが、賃貸であれば家の売却などを考えずに済みますし、自由に行動できます。

好きなところに引っ越しできる反面、その度にお金がかかるのが最大のデメリットです。
敷金・礼金・引っ越し費用などのほかに毎月の家賃を考えると、マンションや一戸建てを購入したほうが良いと考える人もいます。高齢になると賃貸物件が借りにくくなり体力的な不安も出てくるため、引っ越しが厳しくなるでしょう。

「終わりのある支払い」をしたい

好きなところに移動できるのが賃貸のメリットですが、家賃を支払い続けるのは少し抵抗があります。
住宅ローンが20年、30年であったとしてもそれを計画的に支払っていけば、いつかは終わるものです。家賃は私が生きている間ずっと支払わないといけません。

ただ、賃貸や戸建てどちらに住むにせよ「健康」でなければなりません。もし、身体が不自由な状態になっていたら老人ホームも検討するでしょう。
健康的な体を維持しつつ、老後のことを考えて貯蓄もしておくべきですね。