育ってきた環境で形成された性格

グーポーズをする女性

男勝りな性格は昔から変わりません

男兄弟の真ん中として育ってきたからか、昔から男勝りな性格でした。メイクやファッションに興味を持ったことで、幼い時に比べると女性らしさは感じられるかもしれません。ですが、男気は普通の女性よりあると思います。
女友達からは「その性格うらやましい」「私の彼氏になって」と言われることもしばしば。逆に、男友達は「一緒にいても気を遣わなくていい」「付き合いがラク」と言われます。昔からの付き合いがある男友達は、私を女としてあまり意識していないかもしれません。

終わったことは引きずらないタイプ

サバサバしているとよく言われるのは、終わったことを引きずらない性格だからだと思います。学生の頃やアルバイトをしていたとき、何かしら失敗やミスをすることがあります。私も人間なのでそのときは落ち込みますが、「くよくよしていても仕方がない!」ときっぱり気持ちを切り替え、違うことを考えていました。タイムマシンに乗らない限りは過去に戻ることはできません。ああすれば良かった…といろいろ考えますが、今私が過ごしているこの時間が無駄に過ぎていくと思うと、その悩みに縛られずに済みます。

また、深く考えず行動に移すタイプです。私の場合、母からよく「石橋をたたいて渡りなさい」と言われていました。さすがに、薬剤師として目指すべきかどうか悩んだ時期はありましたが、何とかなるさ精神で動いています。
家族はもちろん、友達にも思ったことをはっきり言うので相談役として呼ばれることもよくあります。恋愛相談で「彼氏と別れようか悩んでいる…」と言われたら、基本的に別れたほうがいいの一択です。もちろん、友達側(彼女)が悪い行動をしているなら、彼氏に謝ったほうがいいことも伝えますよ。
相談といっても、たいてい皆自分のなかで意見が決まっているものです。私・友達共に自身の意見を曲げず、ケンカになったこともありますが、後日「あのときはっきり言ってくれてありがとう」と言われると、嬉しくなります。

甘えるのが苦手なわけではありません

そんな私も数名の方とお付き合いをしたことがあります。彼氏の前でも男気ある行動を度々とっていました。甘えるのが苦手というわけではないですが、自分でできることは自分でする!という考えが根っこにあるので、彼氏にカバンを持たせたりしたことはあまりありません。
また、昔付き合っていた彼氏とお化け屋敷に行ったとき、彼氏の手を握って先に誘導していました。男性からすると、女性が後ろに隠れて、自分が守るというシチュエーションが良いでしょう。ですが、それは自分のイメージに合わないので、いつも通りに振る舞いました。
そういう考えだから、彼氏ができないのかもしれません。もちろん、人と接するときは失礼のないように接していますが、無理に性格を変えるつもりはないし、今のままでいいと言われるほうが圧倒的に多いので、ありのままの自分を楽しんでいます。